不正咬合の影響
- 審美性(見た目):人は顔立ちが整っているかどうかを「顔の下半分」で判断しています。歯ならびが悪いと審美性に大きな影響があります。
- 虫歯と歯周病:歯ならびが悪いと歯間の清掃が十分に行うことができず簡単に虫歯になってしまいます。歯周病のある方は部分的に歯周病の進行が進みます。
- 発音障害:出っ歯で口が閉じにくかったり歯にすき間があると発音がしにくく、聞き取りづらいことがあります。
- 咀嚼不全:前歯が空いていると食べ物をかみちぎりにくかったり、上下の顎の幅が違うと効率よくかめないことがあります。
- 口呼吸:出っ歯で口が閉じにくいと口呼吸になり、虫歯になりやすかったり風邪をひきやすくなることがあります(小児矯正のページにくわしい説明あります)。
- 歯の寿命:不正咬合がある場合は将来歯を失うリスクが高いです。80歳で20本以上歯がある方の歯ならびを調べた研究では明らかに不正咬合の方が非常に少ないというデータが出ています。