オフィスホワイトニングってどうやるの?
- 2024年6月17日
- 審美歯科
こんにちは!
横川駅から徒歩5分の歯医者のゆうなぎ歯科こども歯科です。
今回のコラムは「ホワイトニングってどうやるの?」という内容をお伝えします。
ホワイトニングには大きく分けて「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」という2通りの方法がありますが、
今回は「オフィスホワイトニング」の方法について解説します。
オフィスホワイトニングは歯に過酸化水素を主成分とする薬剤を塗布し、特殊な波長の光を当てて歯を白くする方法です。効果が高い高濃度の薬剤を使用できるため短時間で効果が出やすいのが特徴です。歯科医院で歯科医師の管理の下で施術を行います。
まずはホワイトニングする歯の表面をピカピカのきれいな状態にします。歯の表面に歯石や着色汚れ、プラークが付着していると薬剤の効果が十分に発揮されないため、スケーラーで歯石を除去し、機械のブラシで歯の表面を研磨します。このときはフッ素が配合されていないケア用のジェルも使います。フッ素入りのジュルを使用すると歯の表面がコーティングされてしまい、ホワイトニングの薬剤が歯に浸透しにくくなるためです。
次に歯の写真撮影を行いホワイトニング前のシェード(歯の色味の度合い)を確認します。日本人は自然な状態で大体A2〜3という歯の色です。
歯の表面の状態が整ったら、唇や歯ぐきにホワイトニングの薬剤が付着しないように処置します。唇は専用の口角鉤(こうかくこう)という専用器具で広げておきます。歯ぐきは光を当てると固まるジェルで保護していきます。
準備が整ったらいよいよホワイトニングのジェルを歯に塗ります。白くしたい前歯にジェルを塗布し、ホワイトニングのライトを10〜15分あてて薬剤を活性化します。
当院ではビヨンド(BEYOND)という会社のニューポーラスという最新機器を導入しています。
特許取得の特殊なフィルターにより協力かつ安全な効果が期待できるハロゲン光が使用されており、さらに超音波振動により薬剤に微細な振動を与え歯への浸透率を高めます。これにより一回の施術での効果が期待できます。また薬剤の作用時間も短くすむためホワイトニングの副作用である知覚過敏が出にくいというメリットがあります。
薬剤を作用し終えたら、一度拭き取って1〜2回薬剤の塗布と光照射を繰り返します。
ホワイトニングが終わったら保護剤を外します。
ホワイトニングが終わった後の歯の表面は弱くなっているので、リナメルというハイドロキシアパタイト配合のジェルで歯の表面をコーティングします。
最後にホワイトニング後の写真撮影を行いホワイトニング前と後の比較を行います。
ホワイトニング直後の歯は弱く、着色もしやすいので、24時間は酸味のある食べ物や着色しやすい食べ物(コーヒーやカレーなど)は避けてもらう必要があるので注意が必要です。
一回の施術は大体60〜75分程度かかります。
ホワイトニングの効果を持続させ、さらなる効果を期待する場合はもう一度オフィスホワイトニングを行ったりホームホワイトニングを併用することが効果的です。
最近は安価で簡単に家庭でもできるホワイトニング方法が色々とありますが、このような方法は安全性を考慮して濃度の低い薬剤しか使うことができないため目に見えた効果は期待できないことが多いです。
確実に歯を白くしたいという希望のある方はゆうなぎ歯科こども歯科へご相談ください。
定期的にお得なキャンペーンも行っていきますのでこちらもぜひご利用ください。