デメリット
- 顎の骨や歯ぐきの状態をみる必要がある
インプラントは顎骨(がくこつ)にインプラント体を埋め込むため十分な骨の幅や高さが必要になります。骨が足りない場合は骨造成手術を行う場合もあります。またインプラントを長持ちさせるためには歯肉(歯ぐき)の状態が重要です。歯肉の状態も診査して歯肉形成術(歯肉移植)を行います。 - 天然歯と同様に丁寧な清掃が必要
インプラントは人工物のため、カリエス(虫歯)にはなりませんが、日頃のケアを怠ってしまうとインプラント周囲炎という歯周病に似た状態になることがあります。インプラントは歯根部分が天然歯と比べて幅が狭いため周囲炎にならないように歯みがきの仕方にコツがあります。インプラントはもちろんですが、ご自身の他の歯も守るため定期的な歯科医院でのケアを行いましょう。 - 全身状態により適さない場合がある
インプラントには絶対的な禁忌症はありませんが、糖尿病や自己免疫疾患(リウマチなど)のある方は骨の状態に影響があるためインプラントが骨と結合しにくい場合があります。また喫煙されている方はインプラント周囲炎のリスクが大きいため禁煙してからインプラント治療をすることを推奨します。 - 保険外診療のため高額になる
インプラント治療は保険適用外のため治療費が高額になります。しかし医療費控除の対象になるためご自身で確定申告の手続きを行っていただくことで減税できたり、デンタルローンやクレジットカードの分割払いも可能となっておりますので費用については遠慮なくご相談ください。 - アフターフォローが重要
インプラントは専門性が高い治療でどこの歯科医院でも同じようにフォローができるわけではありません。またインプラントはメーカーごとに種類があるため被せのやりかえが必要になった時は対応した種類の器具が必要になります。当院では遠方に行かれてもお困りになることがないようにきちんとした情報提供を行っていますのでご安心ください。